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FX日報 2026-07-01(水)

日銀短観Q2・米ISM製造業景況指数——円とドルの方向性を占う一日。

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FX日報 2026-07-01(水)最新

日銀短観Q2・米ISM製造業景況指数——円とドルの方向性を占う一日。

Report Date 2026-07-01 水曜日

一言まとめ

日銀短観×ISM製造業

短観DI悪化→追加利上げ観測後退で円安加速、改善→円高に振れる二択。深夜の米ISM製造業(予想48.8)が50割れ長期化を確認すればドル売り材料

最注目通貨

USD/JPY 🇺🇸🇯🇵

前日NY引け161.98円。日銀短観(08:50)と米ISM製造業(23:00)が本日の方向を決める二大材料

Market Risk

MEDIUM

前日のような複合イベント(シントラ・月末)はないが、短観とISM製造業の二大材料が控える

本日の重要指標

6件

日銀短観 / 財新製造業PMI / 欧州PMI確報 / 英PMI確報 / 米ISM製造業 / 米建設支出

⚔️ 今日の注目ポイント

経済指標・イベント
🚫 本日の市場休場
  • なし(全主要市場は通常営業)
  • ⚠️ 7/3(金)は米独立記念日(7/4が土曜のため振替)で米国市場休場。連休前で週後半は流動性低下に注意
📌 必見経済指標(時刻順)
  • 08:50 🇯🇵 日銀短観 Q2 大企業製造業DI(予想+14 / 前回+17)★最重要
  • 08:50 🇯🇵 日銀短観 大企業非製造業DI(予想+36 / 前回+36)
  • 08:50 🇯🇵 日銀短観 大企業設備投資計画(2026年度・予想+7.2%)
  • 10:45 🇨🇳 財新(Caixin)製造業PMI(6月・要確認)
  • 17:00 🇪🇺 ユーロ圏 製造業PMI確報値(6月・予想49.4 / 速報49.4)
  • 17:30 🇬🇧 英国 製造業PMI確報値(6月・予想54.0 / 速報54.4)
  • 23:00 🇺🇸 ISM製造業景況指数(6月・予想48.8 / 前回54.0)★最重要
  • 23:00 🇺🇸 建設支出(5月・前月比)
👁 その他注目点
  • 日銀短観とISMの板挟み:短観DIが市場予想(+14)を下回れば日銀追加利上げ観測が後退し円安材料。深夜のISM製造業が50割れの長期化を確認すれば米景気減速懸念からドル売りに振れ、USD/JPYは綱引き展開になりやすい
  • USD/JPY 162円介入ライン:前日6/30は欧州時間に一時162.40円まで上昇(1986年12月以来の高値更新)、NY引けは161.98円前後。162円台定着が続けば日本当局の円買い介入への警戒が再燃する
  • 7/3(金)米国市場休場前のポジション調整:独立記念日の4連休を控え、週後半にかけて手仕舞い・持ち高調整のフローが入りやすく方向感が出にくい場面もある
  • ユーロ圏PMI確報値での修正幅:前日の独CPI下振れ(前月比−0.3%)を受けたユーロ買い戻しが継続するか、本日のフランス・ドイツ・ユーロ圏PMI確報値での速報値からの修正幅を確認する必要がある
  • 中東(米・イラン)情勢:前日まで原油高・ドル買い材料となっていた中東情勢の進展有無は本日も要確認(不確実な続報には注意)

🌏 今日の市場環境

地合い・センチメント
前日(6/30)はUSD/JPYが月末・四半期末・半期末のリバランスフローと中東情勢緊迫化に伴う原油高、FRBの年内追加利上げ観測によるドル買いが重なり、欧州時間に162.40円まで上昇(1986年12月以来・約40年ぶりの高値更新)。NY引けは161.98円前後で着地した。本日7/1は月末特殊要因が抜ける一方、日銀短観Q2(08:50)と米ISM製造業景況指数(23:00)という二大材料が控える。短観DIが予想を下回れば追加利上げ観測後退で円安継続、ISM製造業が50割れを長期化させれば米景気減速懸念からドル売りに振れる可能性があり、方向感が定まりにくい一日になりやすい。

政策金利: 米FRB 3.50〜3.75%(タカ派) / 日銀 1.00%(正常化継続) / ECB 2.25%(タカ派転換)

🏆 通貨ランキング

本日の優先順
ランクペア4H
S USD/JPY
日銀短観DIとISM製造業の二大材料。162円台定着なら介入警戒、ISM50割れ長期化ならドル売りで反落も
A EUR/USD
独・仏・ユーロ圏製造業PMI確報値が出揃う。独CPI下振れ後のユーロ買い戻しが続くか確認
A GBP/USD
英製造業PMI確報値(速報54.4・4年ぶり高水準)の上方修正確認で底堅さが続くか
B AUD/USD
前日の中国NBS製造業PMIが50.3に加速。財新製造業PMI(10:45)も強ければ資源国通貨を支援
C USD/CHF
スイス単独の重要指標はなし。米ISM製造業を受けたドル全体の方向に追随しやすい

📰 前日の相場振り返り(2026-06-30)

昨日の主要トピック
【トピック①】USD/JPYが162.40円まで上昇、1986年12月以来約40年ぶりの高値を更新
欧州時間にドル円は一時162.40円まで上昇し、前日に続き約40年ぶりの高値を更新した。月末・四半期末・半期末が重なるリバランスフローに加え、中東(米・イラン)情勢の緊迫化を背景とした原油高、FRBの年内追加利上げ観測によるドル買いが重なったことが要因。NY引けにかけては利益確定や持ち高調整も入り161.98円前後まで上値を切り下げて着地した。
【トピック②】独6月消費者物価指数(速報値)が前月比−0.3%と予想外に2カ月連続マイナス——ユーロ圏インフレ鈍化観測でユーロ買い戻し
ドイツの6月CPI速報値は前月比−0.3%と市場予想に反して2カ月連続のマイナスとなり、世界的な原油価格下落も重なってユーロ圏のインフレ鈍化観測が強まった。これを受けて売られていたユーロドルに買い戻しが入り、1.14ドル台を回復した。ユーロ円は185.35前後で推移した。
【トピック③】中国6月公式製造業PMIが50.3に加速、予想(50.2)を上回る——輸出主導の改善でリスクオン
中国国家統計局(NBS)発表の6月製造業PMIは50.3となり、5月の50.0から加速し市場予想(50.2)をわずかに上回った。中東情勢を巡る不確実性の高まりを受け、海外バイヤーが前倒しで発注を行ったことが輸出需要を押し上げたとみられている。中国景気への過度な懸念が和らぎ、AUD・NZDなど資源国通貨にも下支え材料となった。
【トピック④】米6月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が56.7と予想を上回る——米景気の底堅さがドル買いを支援
米国のシカゴPMI(6月)は56.7となり、市場予想を上回る結果となった。製造業中心に底堅さを示す内容で、FRBの年内追加利上げ観測を後押しする材料としてドル買いを支援した。
【トピック⑤】日本5月小売業販売額は市場予想より強い結果も、ドル円は反応薄
日本の5月小売業販売額は市場予想を上回る強い結果となったが、月末・四半期末特殊要因や日銀短観を翌日に控えていたこともあり、ドル円相場への影響は限定的だった。
本日(7/1水)への引継ぎ: ①日銀短観Q2(08:50)が最初の分岐点——製造業DI予想+14を下回れば追加利上げ観測後退で円安継続、上回れば円高方向への巻き戻しに注意。②財新製造業PMI(10:45)で前日のNBS版(50.3)の強さを裏付けられるか確認。③欧州・英国の製造業PMI確報値(17:00〜17:30)で速報値からの修正幅をチェック。④米ISM製造業景況指数(23:00・予想48.8)が50割れの長期化を示せばドル売り材料に。⑤162円台でのUSD/JPY介入警戒は継続、当局発言に注意。⑥7/3(金)の米国市場休場を控え週後半は流動性低下に留意。

📅 本日の経済指標カレンダー(全件)

みんかぶFX・Investing.com・財経新聞・複数ソース統合(主要カレンダーサイトは403でアクセス不可のため要約ベース)
時刻(JST)指標名重要度予想前回
08:50🇯🇵 日本日銀短観 Q2 大企業製造業DI+14+17(Q1)
08:50🇯🇵 日本日銀短観 Q2 大企業非製造業DI+36+36(Q1)
08:50🇯🇵 日本日銀短観 中小企業製造業DI(要確認)+4(Q1)
08:50🇯🇵 日本日銀短観 大企業設備投資計画(2026年度)+7.2%+7.0%(2025年度実績)
08:50🇯🇵 日本日銀短観 大企業製造業 想定為替レート(ドル円・2026年度)(要確認)(要確認)
09:30🇯🇵 日本新車販売台数(6月)×/低
10:45🇨🇳 中国財新(Caixin)製造業PMI(6月)(要確認)(要確認)
16:50🇫🇷 フランス製造業PMI確報値(6月)(要確認)(要確認)
16:55🇩🇪 ドイツ製造業PMI確報値(6月)(要確認)(要確認)
17:00🇪🇺 ユーロ圏製造業PMI確報値(6月)49.449.4(速報値)
17:30🇬🇧 英国製造業PMI確報値(6月)54.054.4(速報値)
17:30🇨🇭 スイスSVME購買部協会景気指数(6月)
21:15🇺🇸 米国ADP雇用統計(6月・独立記念日前倒しの可能性は要確認)(要確認)(要確認)
23:00🇺🇸 米国ISM製造業景況指数(6月)48.854.0(5月)
23:00🇺🇸 米国ISM製造業 価格指数(6月)
23:00🇺🇸 米国建設支出(5月・前月比)

※ 時刻はJST。主要カレンダーサイト(Investing.com・ForexFactory等)が403でアクセス不可のため、検索エンジン経由の複数ソースから統合。「要確認」指標は発表直前に各社カレンダーで確認してください。